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令和6年度研究に入るにあたって(1)

3月中旬 ユネスコの最新情報とともに、本校研究の方向性確認

本校の研究に伴走いただいている聖心女子大学の永田佳之教授と大学院の萱原真希さんによる「ネンキンさんワークショップ」を、南方熊楠記念館(白浜町)にて実施していただいた。
まずは、高垣館長さんによる1時間ほどの熊楠解説案内。偉大な科学者、博学者、そして学び手(learner)としての熊楠。生物と無生物、男と女などのその間に注目したこと、エコロジーという言葉を初めて使ったこと、熊楠曼荼羅の宇宙観など、興味深い話ばかり。
ワークショップでは、お気に入りの粘菌をもとに、ストーリーを作り、対話をした。参加メンバーの時空を超えた想像力の豊かさ、その多様さにびっくりした!人それぞれの個性が出ていて、思わず吹き出してしまうほど面白い。そこまで考えているのかと思うほど深い。思いもしなかった視点が登場する。
人間と人間ならざるものとの垣根がなくなってくる感覚(自分やみんなが粘菌になっていく)に納得する。ノンヒューマンとの対話は、地球との繋がりの感覚を生むと思えた。
永田先生より、ユネスコの最新情報をお話いただいた。ユネスコ勧告とは?
50年ぶりの改訂は、どんな意味を持つのか。ここから、本校研究の土台を作っていきたい。


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